2012年11月7日水曜日

奥州路・七日の疾走―木枯し紋次郎 シリーズ初の長編

今日の「奥州路・七日の疾走―木枯し紋次郎」です。 「奥州路・七日の疾走」はいままでの短編小説ではなく、シリーズはじめての長編小説です。 しかしもともと、ロードムービー的なところがありますので、今回の内容も暴風雨に巻き込まれ船が難破、賭場も親分衆の住まいもない奥州路に流れ着いた紋次郎が一刀流の達人と30人の刺客に追われながら関八州の地を目指すという一つの大きなストーリーはありますが、従来のシリーズ同様、関八州に向うなか、様々な話が絡み合い連作小説のような流れで、通常のシリーズ同様違和感なく楽しめます。こちらの商品は初出の講談社版です。



こちらは「木枯し紋次郎」のような股旅小説の先駆けとなった街道シリーズ「地獄を嗤う日光路」、主人公は心臓病みの渡世人・小仏の新三郎。


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