本日ご紹介する本は「ダーちゃんは、いま」です。
この本は現在40代から50代の方の中には、学校などで紹介され実際の読まれた方も多いであろう「ベトナムのダーちゃん」のシリーズです。
著者は早乙女勝元、表紙絵、挿絵は遠藤てるよとシリーズ共通です。
この「ベトナムのダーちゃん」の内容は、ふるさとをアメリカ軍に焼かれ、目の前で母を殺された当時11歳の少女のダーちゃん(チャン・ティ・ダー)を通して、平和の大切さを問うおはなし。
この本の発売当時、主人公と同年代だった私も、先生から読むようにと言われ買って読んだ記憶があります。
この本はその後、17歳になったダーちゃんが学校の先生を目指している姿を描いた「がんばれダーちゃん」と続き、今回紹介の「ダーちゃんは、いま」で著者が16年ぶりにダーちゃんに再会するという内容になっております。
この本は著者の16年前を回想する場面が、前作の説明も兼ねているので、この本だけでも読みやすくなっております。
この本は1992年に初版が発行されておりますが、1993年に著者を古谷一行が演じ、シリーズ全編を「ベトナムのダーちゃん」の同名タイトルで映画化されているようです。
ご来店有難うございました。
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