2013年2月4日月曜日

小林敏也「画本 宮澤賢治」をまとめた総集本第2弾「賢治草双」

本日紹介するのはイラストレーターの小林敏也氏が宮沢賢治の作品に惹かれ出版してロングセラーとなった「画本 宮澤賢治」の総集編ともいうべき、「賢治草双」です。

元になっている「画本 宮澤賢治」は1979年パロル舎より発売され、年1回のペースで出版された人気シリーズで既刊で以下15巻が発売されています。

「どんぐりと山猫」1979年05月発行
「猫の事務所」1983年10月発行
「銀河鉄道の夜」1984年09月発行
「やまなし」1985年07月発行
「土神と狐」1985年12月発行
「オッベルと象」1987年03月発行
「注文の多い料理店」1989年07月発行
「雪わたり」1989年12月発行
「雨ニモマケズ」1991年06月発行
「シグナルとシグナレス」1994年04月発行
「セロ弾きのゴーシュ」1995年04月発行
「よだかの星」1995年04月発行
「かしわばやしの夜」1996年06月発行
「風の又三郎」1997年発行
「蛙の消滅」2000年03月発行

 現在ではすべて絶版により古本でのみ購入可能です。 

そしてこの「賢治草双」ですが、先に発売され好評だった「賢治草紙」の続編となります。 「賢治草紙」は上記の「画本 宮澤賢治」の1巻から10巻までをまとめた本で、この「賢治草紙」は残りの10巻から15巻をまとめております。 しかしこの本は単なる総集本ではなく、あらたに未収録の「毒もみのすきな署長さん」「風の又三郎」異稿を加えて前作よりも価値ある内容となっており「画本 宮澤賢治」をお持ちの方にもご満足頂けます。

それではこちらをご覧ください。



毎年、それらの原画をもとにした幻燈を上映する朗読会「月夜の幻燈会」が行われ、昨年で7回目だったそうです。意外とご近所で開催されていたので、ちょっとビックリしました。
ご来店有難うございました。

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