2013年7月5日金曜日

「積木くずし 〜親と子の200日戦争〜」娘の暴力に耐える母親、小川真由美はポイズン・ママ

ちょっと前になりますが、TBSテレビの「爆報! THE フライデー」のスペシャル版で「名作ドラマの知られざる真実・宿命の2人が奇跡の再会スペシャル」が放送され、たまたま観ていたところ、久し振りに女優の小川真由美がゲスト出演しておりました。

このコーナーは30年前、一人娘を非行から立ち直らせた俳優、穂積隆信の体験記「積木くずし」が話題になり、当時人気の高部知子が主演(娘役)でドラマ化されたとき、娘の暴力にひたすら耐える母親役を演じた、女優の小川真由美が、その原作者の穂積隆信と30年ぶりの再会するという内容でした。

こちらがテレビドラマの原作本とその一年後に出版された母親の本。



当時のこのドラマは高視聴率を稼ぎ出し、非行を更生させた親のバイブルとして多くの子を持つ親に読まれ、その体験を公演などで語られたようですが、現実にはこの体験記が原因での原作者の穂積隆信の家庭崩壊、主演の高部知子のスキャンダルと芸能界の虚像が暴露されてしまった曰く付きのドラマとなってしまいました。

そして今回ご紹介する本は、母親役の小川真由美の正に真逆のそれを思わせるようなこれ「ポイズン・ママ―母・小川真由美との40年戦争」です。なんだかタイトルも似てます。


今回は実の娘さんの体験記、紹介文では「この本がきっかけになって、出来れば平穏無事なごく普通の親子関係を取り戻したい」と書かれております。……そうですか。

ご来店有難うございました。

2013年6月29日土曜日

元SMAPの森クン、ガンバってるんだな

先ほど、ヤフーのトップページを眺めていると、映像トピックスの欄に「SMAP森くんは…元ジャニーズの現在」と書かれたリンクが…。 早速、観てみると、懐かしい森クンの顔が、若干映像が暗く、はっきりは確認できないが、オートレースの世界に入って15年経過しているが、あまり変わっているように見えないのは、他のSMAPメンバーの年を重ねた顔をTVで見慣れているためか?

現在、レースでの調子があまり良くないよ語っているが、オートレースの選手寿命は何歳ぐらいなのだろうか?
やはり元は芸能人、インタビューに答える仕草も様になっております。久々に懐かしい顔に出会えました。


こちらは公式チャンネル映像です。

当店ではそんな森クンのSMAP脱退後、レーサーになるまでのドキュメントビデオを販売しております。




そしてデビューから初勝利までの軌跡



アイドルではない森且行をご堪能ください。

ご来店有難うございました。

2013年6月14日金曜日

迷作「さよならジュピター」観てから読むか、読んでから観るか

本日、ご紹介する商品は「さよならジュピター」ビデオです。
この作品、1984年度東宝にて製作された、小松左京同名小説原作のSF映画です。

「日本沈没」「エスパイ」「復活の日」など数々の作品が映画化され、話題、ヒットとなった小松左京の作品ですが、この作品、公開前はかなり期待されておりましたが、いざ公開してみると、当時「スターウォーズ」が大ヒットしていたことから、日本の宇宙物に期待していたSFファンも大勢いましたが、期待が大きかった分、その内容(ストーリー、特撮技術も含め)に酷評の嵐だったことを記憶しております。やはり当時の日本のSFX技術では本格的な宇宙物は時期尚早だったのでしょうか。

しかし、現在ではこの「さよならジュピター」、一部のマニアの間では傑作であるなどの評価が上がってきております。(一般受けしないものをマニアは好みますが)
そんなところに、この作品の当時の製作裏話や特撮技術の革命などを当時のスタッフに取材をしたノンフィクション「さよならジュピターをつくったわけ(全14巻)」がダウンロード販売されております。

第一巻はこちら無料です。

当店ではこの迷作「さよならジュピター」VHS版を販売しております。当時の裏話を「さよならジュピターをつくったわけ(全14巻)」で読んでから観るか、作品を観てから読むか。ご購入をお待ちしております。

ご購入はこちら


ご来店有難うございました。

2013年5月17日金曜日

金子光晴のラブレターの著者はあの番組の司会者

今回ご紹介するのは「金子光晴のラブレター」です。

この作品は、詩人、金子光晴の30歳年下の恋人(愛人という表現は違うかな)大川内令子さんの青春物語であり、詩人、金子光晴のもうひとうの人生の物語といえるものであり、青春ドキュメント小説であり、自伝小説でもあるというおもしろい作品となっております。

著者は江森陽弘、テレビ朝日のモーニングショーの司会をされていた、あの人です。
はずかしい話ですが、わたしは江森陽弘さんが、あの番組の司会者だとは知りませんでした。

そして、この作品は、著者が大川内令子さんから直接聞いたお話を元に書かれており、「週刊朝日」連載された当時は、その反響は様々で大川内令子を励ます手紙や電話がある一方で、「妾の話なんかやめろ」という批判の声も多かったようですが、回が進むにつれ、「妾」の声は減って、ついには無くなるほどの人気になったとのことです。

実際、私がこの作品を知ったのは、「週刊朝日」の連載ではなく、にっかつロマンポルノとして、主演、関根恵子(現 高橋恵子)監督、東陽一で話題になった映画の「ラブレター」です。
たしか、その当時のにっかつロマンポルノは、70年代の勢いに翳りが見え始めてきた時期であり、有名女優の主演や文芸作品路線(高田美和主演「軽井沢夫人」82年や吉行淳之介原作「暗室」83年など)にはしり、ソフトタッチが一部のファンには不評だった記憶があります。

それではご覧ください。

ご覧頂き有難うございました。ご購入をお待ちしております。

2013年5月4日土曜日

堺正章「天皇の料理番」は星いくつ?

今回ご紹介する本は「天皇の料理番」です。 

日露戦争さなかに軍人からカツレツを食べさせてもらった時の味に感動した少年が、西洋料理のシェフになり、その後、天皇家の料理長にまでなるという実在の人物、秋山徳蔵の波乱万丈の人生を描いた伝記小説。著者はこの分野(伝記小説)を得意とする杉森久英です。 

この小説、1980年にTBSにてドラマ化させており、主演は堺正章、共演者に当時漫才ブームで人気になっていた明石家さんま、舞台、映画中心に活躍していた鹿賀丈史とキャストも新鮮でした。

このドラマのメインの脚本家は鎌田敏夫ですが、後に明石家さんまを主役にし大ヒットした「男女7人夏物語」が同じ鎌田敏夫の脚本でTBSドラマだったのはうなずけます。
また、局は違いますが「料理の鉄人」で美食アカデミーの主宰となる鹿賀丈史、同じTBS人気番組「チューボーですよ」の堺正章シェフと、なにか料理に特別な縁があるのでしょうか?

それではご覧ください。


それではご購入をお待ちしております。ご来店有難うございました。