今月1日、元近鉄バファローズの武智文雄(旧姓田中)投手が心不全の為、86歳で亡くなられた。
武智投手は新設したばかりの近鉄(当時パールス)に入団。1950年新設から4年連続最下位で「地下鉄球団」と呼ばれていたチームを、54年に最多勝(26勝)を獲得し、初の最下位脱出(4位)の原動力となり、翌55年にはパ・リーグ初となる完全試合を達成するなど、弱小チームには欠かせない存在でありました。
本日、ご紹介する本は、そんな武智文雄の在籍していた今は無き近鉄バファローズの歴史を振り返る名著「魅惑の球団近鉄バファローズ―逆境からの反撃」です。
こちらです。
こんな“ミラクルバファローズ”とまで称賛された球団ですが、球団消滅までの55年間で一度も日本一になれなかったのは不思議です。89年の日本シリーズでの加藤哲郎の発言が悔まれます。
当時、ジャイアンツファンであった私にとっては有難かったですが。
ご来店有難うございました。
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