2013年3月10日日曜日

「鉄騎兵、跳んだ」佐々木譲の初期人気バイク小説

今回、ご紹介する本は「鉄騎兵、跳んだ」です。
この小説は、今では「警察の血」などの警察小説で有名な佐々木譲の初期に多く発表されたバイク小説で「55回オール讀物新人賞」を受賞した著者デビュー作です。
この頃発表された著者のバイク小説は現在でも人気で復刻希望の作品が非常に多いです。

ちなみに表題作「鉄騎兵、跳んだ」は同名タイトルで映画化されております。
主演は当時新人だった石田純一です。実はこの作品は公開当時、上野の映画館で観ております。
たしか二本立て上映だったとおもいますが、もう一本は忘れてしましました。

内容はモトクロスのレーサーとしてノービスクラスで活躍し、ジュニア昇格で有望視されていた主人公が実力の壁にぶつかり、引退を考えたところに、新人の天才ライダーが登場し、再起を賭けて最後の挑戦をするという内容です。

この単純明快なストーリーが気持ち良く、映画を観たのが先か、小説を読んだのが先かは覚えていませんが、お気に入りの作品でした。
最近、文春文庫で復刊したようですが、短編5編収録とありましたが、こちらは短編6編収録です。
それではご覧ください。


佐々木譲のバイク小説は他にも入荷しております。出品いたしましたらこちらでご紹介する予定でおります。
それではご購入をお待ちしております。ご来店有難うございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿